しんわってどんな会社?福岡を代表する街金の実態に迫る
「街金」と聞くと、古びた雑居ビルにあるようなイメージを持つ人も多いかもしれない。
だがしんわはそんな先入観を覆す、昭和から続く“本物の正規消費者金融”だ。
福岡を拠点に長年営業しており、地元ではテレビCMやラジオでもおなじみ。
福岡財務支局長(11)第00108号という登録番号も物語るように、その歴史は貸金業登録制度が始まる以前から続いている筋金入りの老舗である。
創業70年以上の重み「地場の金融」の象徴的存在
しんわは昭和中期から福岡に根を張り、戦後の混乱期から金融インフラの役割を担ってきた企業だ。
現代の「カードローン」「ネット融資」とは異なり“顔の見える貸付”を信条とし、地域との信頼関係をベースにした営業スタイルを貫いている。
地場密着型の老舗として、九州エリアで“困ったときのしんわ”という存在感を持ち続けてきた。
福岡だけじゃない、大阪にも展開する“西日本型街金”
意外と知られていないのが、しんわが福岡以外でも営業を展開しているという事実。
特に大阪支店の存在は注目に値する。
所在地:大阪市淀川区西中島三丁目20番9号 中島ビル4階
フリーダイヤル:0120-93-0159
受付時間:平日9:30~18:00(土日祝除く)
つまりしんわは単なる福岡の街金にとどまらず、西日本全域をカバーする独立系消費者金融としての側面も持つ。
店舗まで来店するスタイルが主流ではあるが、電話や郵送での申し込みにも対応しており、地方ユーザーにとっても使いやすい設計がなされている。
正規登録業者ならではの安心感、ソフト闇金とは一線を画す
ここで注意したいのが、しんわは“正規の登録貸金業者”であるという点だ。
登録番号:福岡財務支局長(11)第00108号
この登録が意味するのは利息制限法・貸金業法を守った上での営業を行っているという信頼の証。
最近話題になるソフト闇金やLINE融資とは根本的に異なり、違法金利や強引な取り立ての心配がない。
実際、しんわでは利息や契約内容もすべて明文化されており、利用者の立場からしても圧倒的な安心感がある。
次章ではしんわの金利や融資条件について具体的に掘り下げていく。
大手と何が違うのか?どこまで柔軟なのか?その詳細に迫る。
しんわの融資条件と金利は甘い?他社と徹底比較

しんわの最大の特徴は「正規業者でありながら、地方密着ならではの柔軟さを持っている」という点にある。
特に審査基準・融資金額・返済期間といった条件は大手消費者金融とは異なるローカル特化型の設計。
ここではその条件を具体的に掘り下げ、プロミス・アイフル・アコムなどの大手と比較しながら解説していく。
金利は15.0%〜20.0%、上限は大手と同じ
しんわの貸付金利は年率15.0%〜20.0%。
この水準は利息制限法の上限ギリギリであり、大手と比較しても遜色ないレベル。
ただし、利用実績や返済状況に応じて利率の引き下げ交渉も可能という点はしんわならではの柔軟性だ。
一方、大手の例を挙げると…
- プロミス:年4.5〜17.8%
- アコム:年3.0〜18.0%
- アイフル:年3.0〜18.0%
初回利用時に限れば、大手のほうが若干金利は低めに感じるかもしれない。
だが実際は初回から低金利が適用されるケースはほとんどない。
実質的にはしんわの上限20.0%と大差はないと考えてよい。
借入可能額は最大50万円前後が中心
しんわの借入可能金額は数万円〜50万円程度がボリュームゾーン。
大手のように年収の3分の1ギリギリまで貸し出すというスタイルではないが、あくまで返済可能な範囲内での融資という考え方が徹底されている。
無理な貸し出しをしない姿勢は評価に値する。
返済方式は元利均等型・月1回払い
返済方式は元利均等返済方式が主流で、月に1回の振込。
契約時には詳細な返済プランが説明されるため、サプライズ的な請求は一切ない。
さらに、支払方法に関しても柔軟性があり、希望に応じて相談に乗ってくれる体制が整っている。
しんわは甘い?厳しい?実は“中庸”
「しんわって審査甘いの?」という疑問を持つ人は多い。
結論から言えば、大手よりは若干柔軟だが、闇金ほど緩いわけではない。
特に過去に事故歴があっても現在安定収入があれば審査対象になるため、いわゆる“金融ブラックのセーフティネット”としての役割を担っている面もある。
次章ではこの“金融ブラック”に対して、しんわがどこまで許容してくれるのか、そのリアルに迫っていく。
しんわはブラックOK?事故歴ありでも借りられるのか
「過去に延滞歴がある」「債務整理を経験した」「他社で審査落ちした」
そんな人にとって、正規の貸金業者で借りられるかどうかは死活問題だ。
結論から言えば、しんわは金融ブラックでも審査対象に含めてくれる数少ない業者の一つである。
“現在”の状況を重視するのがしんわのスタンス
しんわの審査方針の根底にあるのは過去ではなく今を見て判断するという考え方。
もちろん信用情報は参照しているが、過去に事故歴があっても現在安定した収入があれば借入可能なケースは少なくない。
たとえば…
- 数年前に債務整理を完了した
- クレジットカードの延滞が3ヶ月前に解消した
- 携帯代の未払いでCICにキズがある
といったパターンでも、しんわでは審査のテーブルに乗る。
この柔軟性こそ、大手ではあり得ないしんわの強みだ。
しんわが受け入れる“ブラック”の範囲とは
ただし、何でもかんでも通すわけではない。
しんわが受け入れるブラック属性の範囲は以下のような線引きが存在する。
- ◎OK:過去の延滞歴、完済済みの債務整理
- ◯OK:現在進行中の任意整理(返済中だが収入が安定している場合)
- △条件付き:自己破産直後、現在滞納中のローンがある
- ×NG:収入がゼロ、明らかに返済能力がない
つまり「返せる見込みがある」なら過去にキズがあってもチャンスがあるということ。
これは地場密着型だからこそできる“人間審査”といえる。
実際に通った人の口コミも存在
ネット上には「しんわでブラックなのに借りれた」「他社は全滅だったけどここだけ通った」といったリアルな口コミが複数見られる。
もちろんステマも混ざっている可能性はあるが、少なくとも“完全NGではない”という事実は評価できる。
また、電話や来店時に「他で断られたことは言わないほうがいい」といった裏技的なノウハウも存在し、しんわの審査を通すテクニックとして語られている。
闇金ではなく“正規業者”である強み
ここが重要なのだが、しんわは金融ブラックにもチャンスを与えながら、法律を順守する貸金業者であるという点だ。
法外な金利も取り立てもない。
つまり、ブラックでも安心して借りられる数少ない正規の窓口ということ。
次章ではしんわの審査に通るために知っておくべき“コツ”を紹介する。
少しの準備が、合否を大きく分けることになる。
しんわの審査を突破するためのコツとは?落ちる人・通る人の差
しんわは他社よりも柔軟な審査基準を持つが、それでも誰でも通るわけではない。
特に申込時の言動・提出書類の精度・過去の借入状況などが、審査通過の明暗を分ける。
ここでは“しんわ審査通過のために押さえておくべきポイント”を具体的にまとめていく。
1. 虚偽の申告は即アウト、特に“勤務実態”
しんわでは在籍確認を実施する可能性がある。
それほど厳格ではないが、会社名・雇用形態・収入などに虚偽があるとその時点で審査は終了。
特に「個人事業主」「アルバイト」などは説明の仕方で大きく印象が変わるため、職場の実在性が証明できるようにしておくことが重要だ。
2. 書類の不備・提出ミスは命取り
提出書類にズレやブレがあると「信用できない人」と判断される。
例えば…
- 源泉徴収票と申告内容がズレている
- 住民票の住所と免許証が一致しない
- 給与明細が不鮮明で金額が読み取れない
といったミスは致命的。
しんわは中小でも“アナログだからこそ細かい”ので、書類準備には妥協しないこと。
3. 電話の応対・メール文面も見られている
申込時の電話対応・メールの文体もチェック対象。
雑な対応や、敬語の使い方がおかしい人は「トラブルになりそう」と判断されて落とされることもある。
しんわは人間が審査する。
だからこそ“借り手としての礼儀”が大きなポイントになる。
4. 他社借入件数は2〜3件が限界ライン
「ブラックでも借りられる」とはいえ、現在進行中の借入件数が多すぎるとNG。
目安としては2〜3件まで。
それ以上あると「返済能力に疑問あり」と判断されるため、他社の完済を先に済ませてから申し込むのが賢明。
5. 必要なら“正直に相談”する姿勢もあり
しんわの強みは「相談に乗ってくれる」という点。
状況をきちんと説明すれば、条件付きで審査に通るケースもある。
たとえば…
- 家賃を滞納してるが、給与日には全額返せる
- 口座差押え中だが、別名義で返済予定がある
といったケースでも、あらかじめ正直に話せば道は開けることがある。
次章では実際にしんわを利用した人たちの“体験談”を紹介する。
良い話も悪い話も含めて、その実態を見ていこう。
しんわの口コミ・体験談まとめ“借りて良かった”は本当か?
しんわは老舗消費者金融ということもあり、ネット上には多数の利用者の声が投稿されている。
ここでは実際に申し込んだ人の体験談をもとに、良い評価・悪い評価の両面から実態を掘り下げていく。
良い口コミ:柔軟な対応・電話の丁寧さが光る
多くの好意的な声が集まるのは電話対応の丁寧さ・融資までのスムーズさに関する部分。
- 「電話したらすぐに説明してくれて不安が消えた」
- 「書類が少し不備だったけど、担当者が丁寧に対応してくれた」
- 「他では断られたが、ここだけは事情を聞いてくれて通った」
人間らしい応対と“相談に乗ってくれる感覚”は大手にはない街金ならではの良さと言える。
一方的な書類審査ではなく、人と人の会話で進む点を評価する声が目立つ。
悪い口コミ:審査に落ちたときの印象が辛辣
一方で、審査に落ちた人の口コミはやはり厳しいものが多い。
- 「ブラックOKと聞いたのに落とされた」
- 「電話対応は丁寧だったが、最後に断られて残念だった」
- 「事前に聞いていた条件と少し違っていた」
だがこれらは過剰な期待を持って申し込んだことに原因がある場合も多い。
そもそも“ブラックOK”は無条件ではない。
審査落ち=悪質ではなく、返済能力とのバランスで判断しているというのが実情だ。
実際に借りた人のリアルな声
以下は匿名掲示板やレビューサイトで拾ったしんわの利用者のリアルな声の一部。
「債務整理後に申し込んだけど、事情をしっかり説明したらOKが出た。月1返済で無理ない範囲にしてくれたのがありがたい」
「福岡で地元の会社だったから安心して電話できた。借りるまで2日くらいかかったけど、ちゃんと説明があった」
「初めて街金を使ったけど、思ったより普通だった。ネット融資より人情味がある」
しんわは“街金の中でもかなりまとも”という評価
総じて、しんわは“街金としてはかなり良心的”という評価が多い。
法外な利息を取るわけでもなく、暴力的な取り立てもない。
むしろ人対人のやり取りに安心感があるという声が強い。
次章ではそんな“しんわ”の申し込み方法や必要書類、来店の有無など、具体的な手続きフローを詳しく解説していく。
しんわの申込方法・必要書類まとめ、ネットで完結できるのか?
「しんわってネットから申し込める?」「来店は必要?」
そんな疑問を持つ人のために、ここではしんわの申し込み方法・手続きフロー・必要書類・来店有無まで、すべてを具体的に整理する。
結論から言えば、ネットでの申し込みは可能だが“完全非対面型”とは言い切れないのがしんわの特徴だ。
しんわの申し込み方法は2種類
しんわで利用できる申し込み方法は以下の2つ。
- 公式サイトからのWeb申込
- 電話申込(フリーダイヤル 0120-65-0018)
どちらも最初の審査受付として有効。
ただし、Web申込をしても最終的に電話連絡は必ず発生するため、完全オンライン完結型とは異なる。
来店は必須?基本的には不要だがケースバイケース
基本的に来店は不要。
電話や郵送、FAXなどでのやり取りが中心になるが、職場確認や身元確認が不十分な場合は来店または対面による確認を求められることがある。
特に大阪支店(中島ビル4階)が利用可能な人には来店対応のほうが早い場合もある。
必要書類一覧:収入証明は必須と考えよう
以下の書類が基本的に求められる。
- 本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカード等)
- 収入証明書(源泉徴収票、給与明細、課税証明書など)
- 住民票や公共料金の請求書(必要に応じて)
「パート・アルバイト・個人事業主」でもOKだが、少しでも安定性をアピールできる書類を添えることが通過率アップのコツ。
審査から融資までの所要時間は?
最短即日で融資が可能と言われているが、書類のやり取り・電話連絡のタイミングによって1〜2営業日かかることもある。
即日で借りたい場合は朝イチで電話申込+必要書類を即提出するのがベスト。
振込対応は柔軟。指定口座に即送金も可
審査通過後は指定口座に即日振込も対応可能。
振込時間は平日15時までが原則。
それ以降の場合は翌営業日扱いになるため、時間に余裕を持って申込むべき。
次章ではしんわと大手消費者金融との違い、プロミス・アコム・アイフルなどと比べて、何が優れているのか、逆に劣るのかを徹底比較していく。
しんわと大手消費者金融の違い、プロミス・アコム・アイフルと何が違う?
「しんわって大手と何が違うの?」
これは誰もが最初に思う疑問だ。
ここではしんわと、プロミス・アコム・アイフルといったメガ消費者金融3社を比較して、違い・優位性・注意点を明確にしていく。
① 審査の柔軟性:大手は“システム”、しんわは“人”
大手3社はAIによるスコアリングで審査するため、信用情報に一つでもキズがあれば即NG。
対して、しんわは人が一人ずつ状況を見て判断してくれる。
たとえ過去に事故歴があっても、現在の収入や生活状況で通過の可能性が残るのが大きな差だ。
② 金利の違い:しんわは上限金利ギリギリ、大手は比較的低め
金利面では大手3社の上限金利は17.8%〜18.0%程度だが、しんわは20.0%の上限ギリギリまで設定しているケースもある。
このため長期借入では返済総額が増える可能性があり、一時的な利用に向いている。
③ 来店不要・ネット完結度では大手に軍配
プロミスやアコムは完全オンライン完結でスマホ1台で申し込みから振込まで完了する仕組みがある。
対してしんわは、申込後に電話が必須だったり、書類提出も手動な部分が多い。
手軽さでは大手のほうが優れている。
④ ブラック対応力は圧倒的にしんわ
大手3社ではブラック属性は基本的に門前払い。
申し込み自体が記録されてしまうリスクもある。
一方、しんわは「ブラックだからこそ相談できる」というスタンスを持っており、過去に問題があった人でも門前払いにはしない。
これは大手では絶対に真似できない強み。
⑤ 対応の温度感:機械的vs人間的
大手は効率重視のため、淡々と進む審査と対応が特徴。
わからないことを聞いても、マニュアル通りの返答しか返ってこないことも多い。
しかししんわでは個別事情に寄り添った回答が期待できる。
融資可否だけでなく、今後どうすべきかの相談まで乗ってくれるケースもある。
⑥ 知名度・安心感は大手が上
しんわは福岡の地場企業なので、全国区のブランド力では劣る。
初めての人にとっては「聞いたことない会社」で不安があるのも事実だ。
その点、大手はCMやテレビ広告で馴染みがあるため、信頼の入り口が広い。
最終章ではしんわに向いている人・向いていない人の特徴を整理し、この記事の総まとめに入る。
しんわに向いている人・向いていない人、最後の判断材料に
ここまでの内容を踏まえて、最後にしんわを利用すべきかどうかの判断基準をまとめていく。
この章では「しんわに向いている人」「向いていない人」を整理し、自分にとってベストな選択肢かを見極めるための指針を提示する。
しんわに向いている人
- 過去に金融事故・債務整理の経験がある
- 他社で審査に落ちたが、まだ安定収入はある
- 地元密着の会社に相談したい(福岡・大阪近郊)
- 人対人で相談しながら進めたい
- 借り入れ額は少額でもよく、まずはつなぎ資金が欲しい
ブラックでも門前払いされないのが最大の魅力。
人情味のある対応もあり“話を聞いてくれる金融機関”を探している人には強くおすすめできる。
しんわに向いていない人
- スマホだけで完結したい人(完全Web完結希望)
- 金利の低さを最重視している人
- そもそも返済計画が立っていない人
- 大量の借入・高額借入を希望している人
ネット完結型サービスに慣れている若年層にはやや古風に感じる面も。
また、返済見込みが立っていない状態で申し込むと、相談にも乗ってもらえない。
最低限「いつ・いくら返せるか」を自分で言えるかどうかが重要になる。
しんわは“駆け込み寺”ではあるが、万能ではない
「どこも貸してくれない」
そんな状況で最後に行き着く人も多いしんわ。
確かに最後の砦にはなり得るが、魔法のようにすべてを解決してくれる場所ではない。
借りたら返す覚悟、そして信頼される態度があってこそ、初めて“人情融資”の恩恵を受けられる。
しんわが自分に合っているかどうか、今一度この記事を読み返し、冷静に判断してから申し込もう。
しんわの基本融資条件
融資対象 | 20歳以上の安定収入がある方(パート・アルバイト可) |
---|---|
融資金額 | 1万円~50万円(状況により変動) |
金利 | 年15.0%~20.0% |
返済方式 | 元利均等返済(口座振替・振込返済など) |
返済期間・回数 | 最長60回(5年以内) |
遅延損害金 | 年率20.0% |
担保・保証人 | 原則不要 |
公式サイト | https://008000.com/ |
しんわと大手消費者金融の比較表
会社名 | 金利(年率) | ブラック対応 | ネット完結 | 審査傾向 |
---|---|---|---|---|
しんわ | 15.0%〜20.0% | ◯ | △(電話連絡必須) | 人による柔軟審査 |
プロミス | 4.5%〜17.8% | ✕ | ◎ | スコア重視 |
アコム | 3.0%〜18.0% | ✕ | ◎ | スコア重視 |
アイフル | 3.0%〜18.0% | ✕ | ◎ | スコア重視 |
しんわの店舗情報・相談窓口
- 本社(福岡)
〒812-0035 福岡市博多区中呉服町6番10号 グランスクエア呉服町5階
フリーダイヤル:0120-00-8000
営業時間:平日 9:30〜18:00(土日祝休) - 大阪支店
〒532-0011 大阪市淀川区西中島三丁目20番9号 中島ビル4階
フリーダイヤル:0120-93-0159
営業時間:平日 9:30〜18:00(土日祝休)
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